姓名判断は気軽に受けられる占いとして人気ですよね。ネットなんかでも無料でたくさん占えるし一度は受けた事がある人も多いのではないでしょうか。
ここではそんな人気な姓名判断ですが、そもそも姓名判断とはどういった占いなのか、どうやって占っているのかについて紹介していきます。
姓名判断とは?
姓名判断とは元は中国発祥の占いです。
易占いのような中国の他の占いもそうなのですが、姓名判断でも陰と陽の考え方である「陰陽」や火、水、木、金、土の5元素からなるという「五行」の考え方がもとになっています。
少しだけ陰陽五行と姓名判断の関係を紹介すると、名前それぞれの漢字の画数をみて「奇数=陽」「偶数=陰」として占っていったりします(陰陽配列といいます)。
ただ、中国人の名前と日本人の名前って文字数がずいぶん違います。中国人の名前は苗字と名前を合わせても2文字か3文字が多いですが、日本人は平均して苗字2文字、名前2文字がもっとも多いのではないでしょうか。
だから中国の姓名判断でそのまま日本人を占う事ができないんです。
また昔の日本では武士などをのぞくと苗字をもっている人はいませんでした。そんな理由もあってか、日本で姓名判断が広まったのは明治時代になってからです。
中国と同じようには文字数的にも占えないので、いわば日本オリジナルの姓名判断という事になるのですが、日本の姓名判断では「五聖閣」と呼ばれるものが主流です(他にもたくさん流派があり、中には画数ではなく漢字の意味や読みで占うものもあります)。
五聖閣では天格、人格、地格、総格、外格の5つで占います。
- 天格:苗字の合計画数
- 人格:苗字の最後の一字と名前の最初の一字の合計画数
- 地格:名前の合計画数
- 総格:苗字、名前すべての合計画数
- 外格:総格から人格をひいた画数
姓名判断とは?
もっとも有名な姓名判断のやり方だと天格、人格、地格、総格、外格の5つを使って占う
姓名判断でわかる事
姓名判断では近未来の運勢というよりもあなたの人生を通しての宿命や大きな運勢の流れを占う事ができます。
だいたいこれくらいの年齢の時にはこういう事に気をつけるべき、とか、あと何年でこんな転機が起こるというのもわかりますので、年単位でみた運勢を知りたい人にはおすすめできる占いです。
まとめ
姓名判断についてどうやって占っているのかについて詳しく紹介しました。
あなたの大まかな宿命や機運については無料の姓名判断サイトでも十分占ってもらえますので、まずは気軽にトライしてみてはいかがでしょうか。
さらに深く掘り下げた姓名判断を受けたいのであれば、姓名判断をプロとしている占い師に見てもらうと年単位の運勢を細かく占ってくれます。