ルーン占いとは-どんな事を占ってもらえるの?

コラム

公開日:2018/06/19(火)

電話占いや占いの館などで占い師のプロフィール蘭を眺めていると「ルーン占い」という占いが目に入る事があります。

なんとなく神秘的な響きのあるルーン占いですが実際にどういった占いなのか、どういった事が占えるのかよくわからないですよね。

ここではルーン占いとはどういった占いなのか、何が占えるのかについて詳しく紹介していきます。

ルーン占いとは?

ルーン占いははるか昔、2世紀ごろにヨーロッパ。ゲルマン民族が使っていた文字「ルーン文字」を使った占いです。まずはルーン文字について少しだけ見てみましょう。

ルーン文字について

ルーン占いに使われるルーン文字ですが、2世紀ごろの当時では普通に文字として使われていました。もちろんすでにルーン文字を使って占いは行われていましたがまだまだ規模の小さなものでした。

その後ローマ字がたくさん使われるようになると、ルーン文字は古代文字のように神秘的な雰囲気をおびることになります。きっと今私たちがルーン文字などの太古の文字をみると神秘的な気持ちになるのとおなじだったのでしょう。

そしてそういった神秘性が手伝ったのかルーン占いがより一般的になっていきました。

ルーン文字はこんな見た目

ᛇ、ᛅ、ᛉ、ᛚ、ᛖ

ルーン占いとは

ルーン占いには上で紹介した通りルーン文字で占っていきます。

「挑戦」だったり「実り」だったりとルーン文字には一つずつ意味があります。タロットカードと似ていますね。

使われるルーン文字の数(多くの場合は24個のルーン文字を使います)など細かな違いをあげだすときりがありませんが、占い方としては大きく分けて二つに分けることができます。

一つがタロット占いと同じようにスプレッドする占い方、もう一つがキャスト、つまり投げる占い方です。

スプレッド

ほとんどタロット占いと同じ方法です。ルーン文字が書かれたカードやルーン文字を刻んだ石などをひき、あらかじめ決めたスプレッド(展開法)で配置していき、でたルーン文字の組み合わせや種類で占っていく。

キャスト

投げる方法。小枝のような棒状のものを10本程度放り投げ、地面に偶然できた小枝の組み合わせにルーン文字を見出す方法。小枝から偶然生み出されたルーン文字によって占っていく。

ルーン占いとは?

「ᛇ、ᛅ、ᛉ、ᛚ、ᛖ」のようなルーン文字を用いてタロットのようにスプレッドしたり、小枝を放り投げて偶然できたルーン文字(キャスト)で占う

ルーン占いで占えること

ルーン占いは命卜相(めいぼくそう)でいうと「卜」の占いに分類されます。

「卜」にはほかにもタロット占いなどがあります。「卜」の占いは命卜相の中でもっとも占い師の力が鑑定結果を左右する占いといえます。

だからこそタロット占いでもルーン占いでも力のある占い師に人気が集中するのでしょう。

ルーン占いはルールの少ない占いなので苦手な占いはありませんが、一般的には「卜」の占いは近い未来を占うのに向いています。

反対に長期的なあなたの宿命や運勢を占うのはあまり得意ではありません。

ですので「彼と復縁できる?」や「気になっている人がいるのですが、脈ありですか?」のように今現在~近未来の悩みはルーン占いで見てもらうのがおすすめです。

まとめ

ルーン占いとはどういった占いなのか、どんな占いが得意なのかについてくわしく紹介しました。

基本的にはタロット占いのように占い師のインスピレーションが大事になる占いなので、占ってもらう占い師を選ぶときは少し慎重に選んだ方がいいです。口コミなどを参考に当たる占い師をしっかりと選択してみてくださいね。