職場でなんらかのトラブルに巻き込まれるケースが非常に増えています。しかし「どこに相談したらいいのか」「そもそも相談に行く時間がないくらい仕事がしんどい」などでなかなか相談できないものです。
ここでは「総合労働相談コーナー」という労働トラブル全般について相談を受け付けてくれている相談窓口について詳しく紹介します。「セクハラの悩みだから女性相談員に聞いてもらいたい」などの対応についても紹介しているので参考にしてくださいね。
- 総合労働相談コーナーとは?
- 総合労働相談コーナーの相談内容
- 女性相談員について
- 匿名での相談について
- 総合労働相談コーナーの受付時間
- まとめ
総合労働相談コーナーとは?
総合労働相談コーナーとは、国の機関である厚生労働省が実施している、賃下げや不当労働、パワハラやセクハラなど労働問題全般について相談できる相談窓口です。
全国の労働基準監督署内など、380か所に窓口が設置されており、住んでいる住所に対応する窓口にパワハラやセクハラなどの悩みをプライバシー厳守の上、相談することができます。もちろん国の機関が運営していますので完全無料です。
総合労働相談コーナーとは?①
総合労働相談コーナーとは厚生労働省が行う労働問題の電話相談が無料できる窓口
総合労働相談コーナーの相談内容
総合労働相談コーナーにはどういった相談内容が寄せられているのでしょうか。いざ相談するとなるととたんに自分の悩みはココに相談するべき内容なんだろうか?場違いなんじゃ…?と感じてしまいます。どういった相談が可能なのかきちんと見てそういった不安を取り除いておきましょう。
総合労働相談コーナーには職場内でのいじめや無視などの嫌がらせ、パワハラ、それにセクハラなど多くの職場トラブルを相談することができます。
基本的な職場トラブルはほとんどすべて相談できるので気軽に利用ができます。また年間100万件を超える相談を受けていることからも、職場の悩みを持つ方がたくさん利用していることがわかります。
総合労働相談コーナーとは?②
受け付けている相談内容は職場トラブルのほとんどすべて。気軽に利用可能
女性相談員について
職場トラブルがセクハラに関するものである場合、やはり相談員とはいえ男性に相談するのは抵抗があると思います。総合労働相談コーナーではウェブサイトで女性相談員のいる相談窓口がすぐにわかるようになっており、相談の際、女性相談員にお願いすることが可能です。
匿名での相談について
同じような無料で電話相談ができる「こころの耳」や「働く人の悩みホットライン」、「よりそいホットライン」が”悩みを聞くこと”を重視しているのに対し、総合労働相談コーナーは労働問題の解決を目標としています。
ですので総合労働相談コーナーのウェブサイト等をみると紛争解決や助言・指導といった少々物騒な言葉が並んでいます。しかし総合労働相談コーナーではただ悩みを相談するだけの利用ももちろん可能ですし、また匿名での利用も受け付けています。
気軽にただ相談だけする、といった利用もたくさんの方が行っています。
総合労働相談コーナーの受付時間
総合労働相談コーナーは全国各地380か所に相談窓口を設けていますので、受付時間や女性相談員の有無などは窓口それぞれによって異なります。詳細は下記ウェブサイトより簡単に確認できますので、ご自身のお住いの地域の情報を見てみてください。
まとめ
今回は厚生労働省が行っている総合労働相談コーナーについて相談内容や女性相談員の有無など詳しく紹介しました。
総合労働相談コーナーは問題の根本的な解決までを目標にしているので少々物騒な言葉が並んでいますが、匿名で悩みを相談するだけの利用ももちろん可能ですので、パワハラやセクハラで悩んでいる人は一度気軽に相談してみてください。
職場の悩みは家族や親しい友人、またはこういった無料相談で悩みを打ち明ける事が問題解決への第一歩。しかし国の機関に相談すると「話しが大きくなりそうで相談しにくいな…」「もう少しフランクに聞いてもらいたい」と感じる人も多くいます。
そんな場合は電話占いという占いサービスの利用を考えてもいいでしょう。占いであれば相談する相手を選べますし、また民間のサービスですのでとてもフランクに悩みを聞いてもらう事ができます。