恋愛中カップルのトラブルは「男女の脳の違い」が原因かも?

恋愛

公開日:2018/02/26(月)

更新日:2018/06/26(火)

「アドバイスしてやったのに機嫌悪そう…。なんでなんだ」「なんで男っていっつもそうなの?」などなど、男女間でのトラブルは多いですよね。それも恋愛中だと特に。

そんな恋愛中カップルのいざこざですが、男女で脳の違いがあるコトはご存知でしたか?それもかなり大きな違いがあるのです。

もしかしすると恋愛でもそういった脳の違いがもとでうまくいっていないのかも。

今回は男女の脳の違いについてくわしく紹介していきます。

男性と女性の違い

男性は一つのコトを集中して行う(シングルタスクとか言います)のが得意と言われていて、反対に女性はいくつかの物事を並行して行う(マルチタスクといいます)のが得意とされています。もちろん人によって個人差はありますが、こんな風にいわれています。

これは男女で脳の作りが少し違うからだといわれています。そしてこんな脳の違いが恋愛でも二人の関係に大きく影響してくるんです。

あなたは男性脳?女性脳?

男女の脳の違いは個人差があるのですが、カンタンに自分や彼氏彼女がドッチのタイプなのかわかる方法があります。

男性脳/女性脳チェック方法

指をそろえてみてください。写真のように薬指の方が人差し指より長ければ女性脳です。逆に人差し指の方が薬指より長ければ男性脳です。

あなたは女性脳、男性脳どちらでしたか?

男女で脳の作りが違う?

男女で脳の作りが違うからシングルタスクとマルチタスクという違いが出てくる、という事でしたが脳にいったいどんな違いがあるのでしょうか。

まず、脳は右脳と左脳に分かれています。腕を組んでみて左手が上だったら右脳派、右手が上だったら左脳派、みたいなやつ一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。(右腕→左脳、左腕→右脳とクロスしているのは脳と体の関係はなぜか反転しているからです。)

右脳はイメージとか感性とか、左脳は言葉とか理論とかに強いといわれています。右脳派は画家とか左脳派は研究者、のような感じですね。

ここまではテレビとかでもよくやっているのでご存知の方も多いと思います。

ここからがあんまり一般的じゃないんですが、実は右脳と左脳をつないでいる橋のような役割をしている部分が脳にはあります。それを脳梁(のうりょう)といいます。

そして女性は男性に比べてこの脳梁(のうりょう)が太い、つまり右脳と左脳のつながりが強いコトがわかっています。

脳梁の違い

右脳と左脳とをつなぐ脳梁(のうりょう)が太いとどうなるんでしょうか。

脳梁(のうりょう)が太いと右脳と左脳との間で活発にやりとりがされているので、いろんなコトをまとめて処理しやすくなるのです。ここでシングルタスクとマルチタスクの話につながっていきますね。

だから女性は男性に比べてマルチタスクが得意、というワケです。

なんで男女で違うの?

「なんで脳の作りが男女で違うんだろう?一緒だったら恋愛ももっとスムーズだったのに」と思わずにはいられないですよね。どうして男女で違いがうまれてしまったのでしょう。

大昔の生活が影響?

むかしまだまだ人間が野生の動物を捕らえて食べていたころ、男性は狩りで獲物をしとめてくるのが仕事でした。そうしないと家族も仲間も飢えてしまいます。

「目の前の獲物に集中!」という脳の使い方ばかりをしていたので、今でも男性はシングルタスクが得意といわれています。生きるために必要だったから脳が変わっていったというのはなんだかわかりやすい話ですよね。

女性の場合は、男性陣が狩りにいっている間、今でいう家事とか子育てとか野草を摘んだりしていました。狩りだけの男性に比べてやる仕事がいっぱいあったわけです。

だからあれもこれもとこなしているうちに、マルチタスクが得意になった。こちらも大昔の女性の生き方によって脳の作りが進化したというのはわかりやすい話です。

まだまだいろいろ理由は考えられていますが、一番しっくりきているのはこの説のようです。

男女の様々な違い

マルチタスクとシングルタスクのほかにも男女の違いはあります。より恋愛に影響してくるワケです。

例えば男性が必死に取り組んでいたのは「狩り」。狩りって順序立てて考えないと同じ失敗を繰り返してしまいますよね。だから男性は理屈っぽいんです。男性に悩みを相談するとめちゃくちゃアドバイスしてきませんか?それは「狩りが失敗する…何とかしなくちゃみんな死んじゃう!」という問題解決をしないと生きていけなかった昔の脳の名残でもあります。

反対に女性は村、というか集落に残ってほかの女性と一緒に過ごしていました。そんな中では今と同じようにマウンティングがあって、うまく立ち回らないといじめられたり、のけ者にされたり…今と同じですね。

だから周りの感情にとっても敏感に察知できるようになり、「共感する」つまり敵を作らないコミュニケーション能力を高めてきたのです。

男性の狩りだって集団で行ってるんですが、こちらはケンカになる事よりも獲物が捕まらない方が大問題なので、間違った意見を言ったヤツがいったらしっかり主張していかないとみんな死んじゃいます。「わかる」と共感している場合じゃなかったんですね。

まとめると男性は「問題解決型」で女性は「共感型」なんです。

まとめ

男女でこんなにも違う脳について詳しく紹介しました。

ついつい彼氏や夫とケンカになってしまう、ちゃんと話を聞いてくれない、などなど恋愛でトラブルはつきもの。でもそれはもしかするとこういった男女のそもそもの脳の違いから起きてしまっているのかもしれません。

彼や彼女だけの問題と考えずにシングルタスクやマルチタスクなどの違いをわかってあげるコトで、恋愛でも夫婦関係ももっとうまくいくようになるかもしれませんね。